否定はしてもいいアイデアはない

私は集合住宅に住んでいるのですが、ココには自治会という、厄介な存在があります。

これまでやりたくないので、自治会の活動に参加するのを避けてきたのですが、他に適当な人がいないということになり、半ば強制的に自治会の活動に参加させられることになりました。

自治会の活動は雑用的なものばかりで、いやになってしまうのですが、それよりももっと嫌になることがあるのです。

それは、人の意見を否定ばかりする人がいることです。

自治会では月に一度、様々なことを話し合うために、集まりがあります。

各人がそれぞれ意見を言うのですが、一人、他の人の意見を否定ばかりする人がいるので、なかなか話がまとまりません。

ある時、自治会費が赤字になりそうだったので、どうやって出費を抑えるか話し合うことになりました。

私が自治会主催のイベントを廃止したらいいのではないかと、提案しました。

すると否定ばかりする人が、イベントは地域の人たちの交流の場となっているのだから、廃止するのは得策ではないと言ったのです。

今度は別の人が、自治会費を値上げしたらどうかと提案しました。

そしたらまた否定ばかりする人が、自治会費の値上げをしたら、自治会費の支払いを拒否する人が続出すると、否定してきたのです。

なら、何かいいアイデアはあるのかと尋ねたところ、自分は頭が悪いから、何も思いつかないと逃げたのです。

この人が一人いるおかげで、ただでさえ面倒な自治会の活動が、さらに面倒になってしまっています。

「それは違うわ!」と否定する人

「それは違うわ!」と否定するのが口癖の様な女性が私の周りにお二人います。お一人は元教員、もうお一人はパート職を転々とされて定年された方。家族構成も仕事にも共通する点はなさそうなお二人なのですが、性格に共通点が有る様に感じました。彼女たちは負けず嫌いで自身を聡明であると思っておられる点です。ご自身の言動の為に人から煙たがられている事に気付いているにも関わらず、プライドが邪魔をしてその事実を認めようとはしません。孤立している事で寂しさも有り誰彼なしに話掛けるのですが、自ら発する否定的な言葉のせいで無碍にしています。会話の中で同意であるにも関わらず、何故か一度否定してから自身の意見として言い直しているだけなのでただ自身の言葉を誰かしらに聞いて欲しいだけの様に感じます。返していえば寂しさからくるのかもしれませんが、素直に心内を見せる事が出来ない為に誰からもその寂しさを酌んでもらえないのです。反対に否定的な言葉を彼女たちが投げかけられた場合、猛烈に反撃するのも共通している点なのですがその心理は単に負けず嫌いから来るものなのか何事にも優位に立ちたいと思う性格故だと感じました。人に話を聞いて欲しいと思う分、人の話に耳を傾ければと思うのですが、いつも一方通行になってしまう彼女たちとの会話の中で肯定的な返事を聞ける日が待ち遠しいです。

否定ばかりする人の特徴

否定ばかりする人は、特徴としては自分が一番正しい考えを持っており他の人は自分の考えと違う場合には間違っていると思っています。

話が通じる人ならばまだ良いのですが通じない人ならば否定ばかりする人とわかり合うのは非常に疲れてしまいますのである程度の距離感を持って接することが必要だと思います。

初対面ならば仕方ありませんが何度も合う人ならば距離感を持って接することが何よりも必要です、何を話しても否定されますので話し終わる頃には不快な感情を持ってしまいイライラすることや落ち込んでしまうことになってしまいます。

ある程度の心構えを持って話しかければダメージも少なくて済みますので最低限の会話だけで済ますようにしておけばよいのではないでしょうか。

それに自分よりも上の立場、例えば上司や先輩などだと距離を取るのも難しいでしょうし全く話さないようにするのはできないので少ない会話をするのがいいですね。

否定ばかりする人は、このような自分の価値観が正しく他の人の考えはあまり聞く気もなく自分こそが正しい考えを持っていると思っておりますのでよほどのことがないならば親しくなるのは止めておいたホイが良いものだということですね。

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