パソコン部に入って嫌味を言われる

これまで私が出会ったのはいい人ばかりではなく、嫌だなと思うタイプの人にも、たくさん会いました。

そのタイプの一人が、嫌みを言う人です。

学生時代私は、パソコン部に在籍していたことがあります。

その当時私は、パソコンに興味があり、パソコン部に入って、腕を磨こうと考えていたのです。

しかしその部の部員に、一人嫌みを言う人がいたのです。

私はまだパソコンのイロハ程度の知識しかなく、それに対していろいろと嫌みを言われました。

嫌みを言う人は私とは対照的に、パソコンにとても詳しく、私がパソコンについてあまりにも知識が乏しいので、嫌みを言いたくなってしまったのだと思います。

ある時学園祭の出し物のために、パソコンゲームを作ることになりました。

私はパソコンゲームなんて作ったことがありませんから、一から教えてもらうことになりました。

分からないことがある度に質問をすると、そのたびに嫌みが返ってきます。

「このくらい、知っているのが常識だよ」とか「いい加減、教えるのも面倒になってきたよ」とか、言われたい放題嫌みを言われました。

こんなことを言われて、何度も部をやめようかと思いましたが、パソコンは好きだったので、何とか思いとどまりました。

嫌みを言うこの人のおかげで、私の中に闘志が湧き起こり、いつかこの人を見返してやろうと必死にパソコンの勉強をしたおかげで、ついにこの人に嫌みを言われなくなり、結果的に短期間でパソコンについて詳しくなることができたのです。

日常的に嫌味を言う人

職場に何かと嫌味を言う先輩がいていつも嫌な思いをしていました。例えば私の同僚が営業で成功すれば、「あいつはさすがだな。それに比べてお前は営業成績で足を引っ張ってるだけだけどな。」と来るし、私が営業成績を上げたときでも「まあ、まぐれだろう。」と嫌味を言われます。新人の頃のミスについてはそれから何年間も二言目には「お前はやらかしたからな。」と言及してくるし、飲み会でも「お前は相変わらず気が利かないよな。」「下手くそな注ぎ方だなあ。」と嫌味を言われるので気がめいります。

私も当初は、事あるごとにその先輩に嫌味を言われるので嫌われているのかと思って、一言一言を気にして毎日落ち込んでは先輩に好かれるように過剰に気を使っていました。

しかし、だんだんと気が付いたのはそれはただの先輩の捻くれた性格のせいでいちいちこっちが付き合っても仕方ないことだということです。つまりその嫌味を言う先輩は、手放しで褒めるのが気恥ずかしいから一言嫌味を追加する、自分が冷静な独自の視点を持った頭のキレる人間だとアピールするために嫌味を言う、相手に批判される前に自分が先に批判して嫌味を言ってアドバンテージを保つという先輩個人の性格が歪んでいるだけだったのです。

一般の人なら他の人に嫌味を言うときは相当イライラしている時ですが、日常的に嫌味を言う人はイライラと関係なく自己アピールのために嫌味を言っているのです。

それが分かった後は私も先輩の嫌味の一言が気にならなくなり、ストレスも減りました。

嫌味を言う人の心理

結婚のプレゼントを女性に渡したときに「あら〜あなたにしては趣味がいいのね」と言われたり,職場で男性から「おまえにしてはよくやった」「できるとは思わなかった」など,嫌みとハラスメントは表裏一体のような気がします。嫌みを言う人に共通しているのは,人の評判を気にする,完全主義,知的レベルは標準より上,孤独を嫌うなどあります。嫌みと言っていると本人は思っていないような気もして,全然笑えないけれどウケを狙ってるのか嫌みを言った後に「今言ったこと面白いだろ」みたいな顔をして薄笑いを浮かべているようにも見えます。完全にひきます。対処法は,完全に無視して平静を装って淡々と答える,必要以上に関わらないなどくらいでしょうか。逆に嫌みを言われると女性だったら「あの人嫌ね」と陰口を叩いたり,男性で異常とも思えるくらい落ち込んでいる時があります。人には言うけど自分が言われると傷ついてしまうみたいで,自分中心的で人から攻撃されると弱い心を持っているのかとも思います。職場だったら会話をしないと仕事ができないので,付き合うのが難しいです。「あの人と話すとストレスがたまる」と言う人も多いです。自分を守るにはたまには言いたいことを言ってもいいと思います。

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