注意するとすねて黙る人は単純な人

注意するとすねて黙る人は言いかえれば以外に単純な人ということが言えます。

注意しても、全然気にしないで、また同じことを繰り返す適当な人は注意するほうが嫌になってしまいますよね。

そして、注意したら言い訳や反発してくる反省できない人は意味のある注意をも台無しにする伸びしろのない人です。

この二つのタイプの人間を育てなければいけない会社の上司であれば、こちらに非がないにも関わらず、相当のストレスになることでしょう。

一方、すねて黙るタイプの人は、こちらに与えるダメージが少ないとも言えます。

すねるという態度は感心できませんが、自分の非を認めているということでもあります。

すねて黙る人はまだ、強情な人や何をいっても聞かない人に比べればまだマシなのです。

そんな人の対処方法は一応、非を認めているということを評価して、注意したあとは、普通に付き合うのがお勧めです。

そして、相手が注意をされたことを忘れた時に何かよいことをしたら、そこをすかさず褒めるのが得策です。

すねる人というのは単純なので褒められることに弱いのです。

あなたへの信頼がまし、あなたが以前注意したことに関しても自ら気を付けるようになります。

すねる人ばかりではなく、注意した人には後ほど褒めることで人間関係が修復され、いい効果がありますので、ぜひ、試してみてください。

すねる人には要注意

注意するとすねて黙ってしまう人というのは時々います。何て言っていいかわからずただ黙り込んでしまうのは男性に多い気がするのですが、すねて黙ってしまうというのは男女どちらでも一定数いると思います。

私の過去の経験で、職場の後輩に仕事のミスを指摘したところ、怒って口をきいてもらえなくて困ったということがありました。その時は注意したというよりはミスの指摘で、早く気がついたので大きな損害にならなくてよかったのですが、後輩は自分のせいじゃないというようなことを言ってからは完全に黙ってしまい仕事に協力してくれなくなってしまったのです。

後でほとぼりが冷めてから本人に聞いたところ、「自分のせいだと思いたくなかった」と言われました。プライドが高い人はそう思いがちですし、多少は気持ちもわかりますが、こちらも責め立てたわけではないので、やはり後輩が少しわがままだったのだと思います。もしあの後、どうしてそうなったかを後輩が教えてくれていたらもう少し早く対処できていたかもしれないですし、お互い嫌な思いをせずすんだからです。

ですが、私も後輩のそういう性格をあまりわかっておらず、みんなの前で指摘してしまったことはあまり良くなかったです。

それからの対処法としては大勢の人のまえでは注意や指摘の仕方を考える、いきなり責め立てるようなことを言わないということを実行しています。

すねる人にはおとなになって対処すること

注意するという行為は難しいものであり、人によって様々な反応をするものですが、「注意するとすねて黙る人」はなかなかに厄介だなと思います。

私の知り合いにもいるのですが、軽く注意しただけなのに返事も何もせずだんまりを決め込んでしまうのです。注意した内容をきちんと理解してくれたのかわかりませんし、反論があるのかもわからないので困ってしまうのでした。

恐らくそのような人は少しプライドが高い人なのでしょう。注意された内容はわかっているし正論だなと思いつつも、人に何かを指摘されたという事実が悔しいのです。しかし正論ゆえに言い返すことができないし、かといって素直に受け入れることもできない、その結果黙ってしまうのではないかと思います。

そのような人への対処は難しいですが、個人的に行っているのは注意の仕方を考えるという方法です。ストレートにここが違うというのではなく、うまくそれに自分から気づいてもらえるように仕向けるのです。そうすると相手は自分で失敗や良くないことに気がつくことができますから、人に注意されることはありませんから機嫌を損ねづらいと考えました。

これがなかなかに難しいのですが、なんとなくすねてしまったり黙ってしまったりということが少なくなったと感じています。自分がおとなになって対処すること、これが大切なのかなと思っています。

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