怒鳴り散らす私の父

私の父は、気に入らないことを言ったりされたりすると、すぐに私たち家族に怒鳴り散らす人でした。

こんな父ですが、外では借りてきた猫のようにおとなしい性格なのです。

目下の人間でも、口答えすることができず、黙ってしまうのです。

しかしプライドは高い人間で、自分のプライドが傷つけられると、私たち家族に、うっぷんを晴らしまくります。

以前会社で仕事を失敗して、上司にひどく叱られた事がありました。

その時は最初しょぼくれていたのですが、徐々に怒りが込み上げてきたのか、怒りの矛先を渡したch家族に向けてきたのです。

何を言っても父の怒りは収まらず、酷い罵声を浴びせられ、暴力を振るわれました。

母は体が弱い人で、その当時私はまだ幼かったですから、父に抵抗することはできませんでした。

ですが私が成長して、口や体で父に抵抗ができるようになると、父は怖くなったのか、あまり私や母に怒鳴り散らすことが減ったのです。

父のようなタイプの人間は、抵抗できない弱いものにしか怒鳴り散らすことができませんから、弁舌や腕力を鍛えるのが一番です。

また下手に抵抗すると、ますますヒートアップしますから、はいはいと軽く流すのも有効な手段だと思います。

できうることなら、このようなタイプの人間とは距離を取ることをお勧めします。

怒鳴り散らす人は一生懸命やってきた人

気にいらないことがあるとすぐに怒鳴り散らかす人の特徴は、自分の仕事に対して一生懸命やってきた方に多い傾向があります。

このような方は、若いときに苦労をしてきて、仕事においても先輩から仕事のイロハを叩き込まれてきた団塊の世代に多くいらっしゃいます。

今の年代ですと50代の方です。

これらの人は、パワハラを犯しやすい傾向もあります。

自分が気に入らないことがあると、理不尽な理論で、怒鳴り散らかします。

またこのような上司の下につくと、精神的な面で病気に陥りやすい傾向があります。

現に、このような上司の下で仕事をしている同僚は、病気になり、現在は休職をしています。

もし怒鳴り散らかす人の下で仕事をする場合には2つのことに気をつけます。

1つは聞き流しの技術です。

怒鳴り散らかす場合の根拠は大変些細なことが多く、なんでもその怒鳴り散らかすことに対して反応をしていたら体が持ちません。

基本的には理不尽なことが多いので、聞き流しする技術を身につけましょう。

もう1つはやがてはこのような人は身の回りからいなくなると思い、我慢をすることです。

仕事上でもこのような方が異動したり、自分も別の部署へ異動することもあります。

いつまでもこのような状況が続くわけではありませんので、少し我慢をすることも大事です。

怒鳴り散らす人は自分のことが好き

気に入らないことがあるとすぐ怒鳴り散らす人は自分のことが好きである人に多い傾向があります。

このような方は、自分の周りに自分のことを擁護し、支援してくれる人を置く傾向があり、このような周りの方にも気に入らないことがあるとすぐ怒鳴り散らす人が多い傾向があります。

よく見られるのは昔ながらの少年野球のチームです。

少年野球自体、最近はチーム数や選手数も減ってきています。

逆にサッカーやテニスといったスポーツや、個人競技としてメジャーである水泳をする子供たちが多い傾向があるのですが、少年野球に人気が落ちているのは、このような気に入らないことがあるとすぐ怒鳴り散らす指導者が多いことにあります。

確かに、気に入らないことがあるとすぐ怒鳴り散らす人の下で、幼いころから免疫をつけて置くことも大事ですが、性格的に自分の意見を主張できない子供たちが増えていきます。

このような意見を言えないようになる大人では、逆にその子供にとって悪影響を及ぼすことになります。

子供の将来にとってみても、忍耐強さやチームプレー、チームワークの基礎を身につけることができる少年野球自体は教育にはいいのですが、指導者によっては、そのことどもの将来性を奪ってしまうことになります。

もし監督や指導者で、気に入らないことがあるとすぐ怒鳴り散らすような方がいらっしゃれば、そのチームには入れないようにすることが重要です。

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