珍しくない職場で悪口を言う人

職場で悪口を言う人は、珍しくありません。とくに、50代以上の中年のおばさんはほぼ口から出てくる発言の全てが悪口や陰口や文句や愚痴であることがほとんどです。

私個人の体験談としては、職場で悪口を言う人の特徴として挙げられるのは、日々の自分の生活や人生に決して満足することができず、常にお金に困っていて、切り詰めた生活を余儀なくされているだけでなく、どうしようもない悩みを抱えている人が当てはまります。とくに、昔はブイブイいわせていたであったり、芸能界を目指していたとか、昔取った杵柄を捨てきれず、いまだにしがみついている人にそういった傾向が強いように思います。その心理は、私は人とは違う、私を一緒にしてくれるなといった選民思想があるだけでなく、どうしても人を蹴落としたり、罵倒することによって、自分の地位を確立したいといった不安がついて回っているのではないかと思います。

そんな職場で悪口を言う人に対する対処法としては、とことん無視する、あるいは、迎合して「そうですよね〜」と相づちを打っておくことが効果的であるように思います。そのとき、納得することができれば、その後特にその話題を引きずることもなく、忘れてしまうことも、そういった人たちの特徴でもありますので、シチュエーションごとに適宜適当に同調しておけば良いかと思います。

悪口を言う人は人として問題がある

職場で悪口を言う人というのは仕事が出来る出来ないに関わらず人として問題がある人ということが出来ます。職場というのはチームで組んで働くことも多いですし、上司と部下といった上下関係も存在します。さらに派閥などがあるからいろいろ人間関係がややこしくなってしまうのですが、仕事をする場所なのですから悪口を言わないというのは最低限度のマナーと言えます。

ですが残念ながらその最低限度のマナーが出来ていない人が存在します。お客のクレームに対する愚痴だったり、仕事の環境についてや職場の人間に対して悪口や陰口を言う人がいるのです。そんな場合の対処方法として絶対に守って欲しいのは一緒に愚痴や悪口を言わないことです。

相手が不満を口にしているからとつい同意してしまったり、一緒に悪口を言ってしまう人もいるかと思います。ですがそんなことをすると周囲から見れば自分も同類と思われてしまいます。積極的に悪口を言って回っている人もただ相手の言葉を同意しただけでも傍からみれば職場で悪口を言っていることには変わりないのです。

だから同意はせずに相手を刺激しないようにやんわり否定する、話を逸らすようにして下さい。下手に悪口を言ったり、同意すれば自分の敵を増やして働きにくくなるだけです。

悪口は共通の敵を認識し結束力を高める

私が経験した職場で悪口を言う人は、職場の人との結束力を高め仲間外れにされたくないという心の弱い人が人の悪口を言うということです。人は誰か別の敵を作ると結束力が高まり仲間意識が芽生えると言います。共通の敵をお互いが認識しその他人を攻撃することで自分たちの共通の認識を高めるのです。別に悪口を言われる人が悪い人とは限りません。悪くなくてもいいのです。ただ単に攻撃する対象の人がいればその人たちの共同作業が成り立ち、悪口をいう人同士の仲が良くなりやすいのです。いじめる人はいじめる側に立つことにより、自分がいじめられるという立場を避けることができます。そういったことから人は悪口を言いいじめるのです。

対処法としては逃げることしかありません。自分にターゲットが向いたということは自分に非があると思っているかもしれませんが、自分に非があろうとなかろうと悪口を言ってくるのです。それがいじめる側の結束に繋がるだけで適当に理由をこじつけているだけです。ですのでいじめられた側が対処しようにも方法がないのです。最終的な対処方法はいじめられてると認識した際に無駄な我慢もせず、一目散にその職場から逃げて下さい。学校ではありませんので新しい職場は世の中にたくさんあります。あなたがそれ相当のスキルをお持ちであれば向こうから仕事をして欲しいと懇願することもあります。転校に比べれ転職は容易なのであなたがもし悪口を言われてるのであれば一刻も早く逃げてください。

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