人に聞こえるよう舌打ちをする人

私は自宅から会社まで、バス通勤をしています。

バスは本数が少なく、ラッシュアワーということもあり、身動きとれないくらい混んでいます。

このバスは駅が終点なのですが、私は途中で降りなければなりません。

ですから、混んだバスの中で、降車口まで移動しなければいけないのです。

すると、必ずと言っていいほど、舌打ちする人が居るのです。

ちっと、わざと人に聞こえるように、大きく舌打ちをします。

確かに、混んだバスで身動きが取れないだけでもイライラするのに、そこを人が移動したら、さらにいやな気分になって、舌打ちをしたくなる気持ちもわからないでもありません。

ですが、わざわざ人に聞こえるように、舌打ちをする必要はないのではと思うのです。

舌打ちする人間だけでなく、舌打ちされた人間も不愉快な気分になり、朝から気が沈んでしまいます。

私だって、わざと途中のバス停で降りているわけではないのですから、大目に見てくれてもいいのではないかと、いつも思っているのです。

舌打ちされるのがイヤなので、別の通勤手段を考えたことが何度もあります。

しかし、バス通勤以外に距離的に会社まで通える手段がないので、仕方なくバス通勤を続けています。

なるべく気にしないようにとは思っているのですが、慣れそうにありません。

舌打ちをした後は後悔します

「チッ」すれ違いざまに時々聞くけど、いい気分ではないですよね。

イライラしたとき、思い通りにならないとき、つい舌打ちをしたくなるのでしょうね。

わたしも、舌打ちをしてしまう1人なのですが、舌打ちをした後は必ず後悔してしまいます。

なぜなら、ほかの人だけではなく、自分自身も不快な気分になるからです。

私の場合、舌打ちをしてしまうのは通勤ラッシュの時が多いです。

満員電車や電車の遅延などで、会社に行く前からイライラしています。

誰が悪いわけでもないけど、自分が降りたい駅で中なかなか外に出られないときとか、座ろうと思っていた席に、あとから来た人が椅子取りゲームのように席を取られた時など、イライラするポイントがいっぱいあります。

もう癖になっているのか、聞こえるか聞こえないかぐらいの音で「チッ」ってやってしまって後悔します。

私は、舌打ちは、自分がイライラしていることをほかの人に理解してもらうための自己表現だと思っています。

言葉では言えないし、喧嘩をする勇気もないから、せめてもの抵抗で舌打ちをしてしまいます。

だから、舌打ちをしてくる人に対しては、「自分と同じで喧嘩する勇気のないかわいそうな人」という意識があります。

ただ、みんなが舌打ちをしないためには、イライラした生活を送らない努力が必要だなと思います。

舌打ちする人の心理

舌打ちする人の心理については、2つの要因があるとされています。

1つ目の心理は、自分に気にくわないことや、攻撃をされている場合に出てしまう舌打ちで、意識的に出てしまうものです。

この舌打ちの場合は、気持ちが落ち着いていない場合が多く、反撃されたり意見を言われたりするとさらに気分を害することになります。

さらに心理的には追い詰められていることもあります。

このような状況において、舌打ちをしている方がいらっしゃった場合、よほどのことのない限りは会話を試みたりせず、基本的には近づかない方が良いでしょう。

もう1つの心理は、無意識のうちに舌打ちが出てしまう行為です。

自分では気分も普通であるのですが、無意識のうちに癖になって舌打ちをしてしまう場合があります。

ただ、この意識的、無意識的に出てしまう舌打ちは、周りの方に対する影響力もつよく、一種の恐怖心も感じることがあります。

そして、仮に組織内の話であれば、舌打ちをしている方とのコニュニケーションができないといった弊害も起きうるのです。

舌打ちをするのはあまりよろしいことではないことを理解して起きましょう。 

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