思いやりがなくなった自分

思いやりがない人はその場の空気が読めない人や、自分のことで手いっぱいで、周りへの配慮まで気が回らない人もそうかもしれません。

もしかしたら、私自身も思いやりがない人だと思われることがあるのではないかと思っています。

若い時の私はどちらかというと協調性があると自分でも思っていました。

なるべく相手のことを考えて行動していました。

しかし、ある時からその協調性が次第に無くなっていきました。

これは自分の目標が見つかり、それが最優先になってしまったからだと思います。

もちろん、競争相手を蹴落としてまで前に進もうとは思いませんが、自分の目の前のことを最優先してしまうと、他のことに気持ちが行かなくなってしまいます。

その為、時には配慮が足りないかもしれないと自覚することもあります。

今はどちらかというと協調性がない方です。

同じ人間でも考え方が変わってしまうと、性格も変わってしまうのかもしれません。

しかし、どんな状況でも周りへの配慮が必要な時はできるだけ思いやりを持って接していきたいと思っています。

いつも思いやりを持つことは難しいかもしれませんが、できる時はなるべく思いやりを持って行きたいと思っています。

まずは自分が思いやりを持てれば、周りの人間関係も変わっていくような気がします。

思いやりがない人には距離を置き防御する

世の中には思いやりがない人というのがいます。そういう人は、すぐに人の傷つくことを言います。とくに、冗談めかして人を中傷するようなことを言う人が多いです。しかし、そういう人の心理を追求すると、かえってその人もかわいそうだということに気がつくのです。往々にして、思いやりがない人というのは、自分に余裕がなく、自分で自分を認めていないのです。だから、自分よりも下の人を探して安心しようとします。そのために、少しでも人が自分と劣っているところをみつけようとしています。そんなことに必死になっているので、他人がどんな気持ちでいるのかということを見る余裕が無いのです。そして、思いやりがない人は他人のために親切にすることは思いもよらないのです。もし、親切めいたことでも、本心で見返りを求めているので、見返りがないときに本性を現します。ですから、こういう思いやりのない人に出くわしてしまったときの対処法としては、自分がダメージを受けないことを最優先にすることです。このような人たちが変わることは難しいですから、この人たちを変えようとか、救おうなどと思わないことです。それよりも、思いやりのない人からどのように距離を置き、防御するかを考えた方が得策です。

看護師として働いていたときの思いやりがない人

私は、看護師として働いていいました。新人だった頃、思いやりのない先輩がいて、とても嫌な思いをした経験があります。私は循環器内科で働いていましたが、仕事で些細なミスをしてしまいました。そのことをその先輩にすぐ報告したのですが、「そんなことも分からないのか!」とナースステーションで大声で怒鳴られました。看護スタッフだけでなく医師や様々な職種の人たちもいる中でとても恥ずかしい思いになりました。ミスをした自分が悪いのですが、大声で怒鳴られた自分の気持ちを少し考えてくれてもいいのではないかと思ってしまいました。そういうことが何度もありました。後、気分にとても波があって機嫌が良い時はとても優しいのですが、機嫌が悪いと八つ当たりのような態度をとられました。相手がどう思うかなど全く頭にないのだなあと感じてしまいました。先輩がやり残した仕事を押し付けられて、先輩は先に定時で帰ってしまうこともありました。自分が大事で、自己中心的だなと思う行動がたくさんありました。そう言った人とも仕事上は付き合っていかなければならないし、チームで患者様のケアに当たらなければならないのはとてもストレスでした。自分はそう言った人にはなりたくないですし思いやりを持った人になりたいです。

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