頑固な人は困ったものです

私がスーパーで働いていたときに上司から私の髪型に関して注意を受けたことがあります。

スーパーなので衛生面には気を付けてほしいということを言われて、髪の毛の長さが長いと言われたのです。

私はその指摘に納得がいかなかったのですが、その理由は2つあって、髪の毛の長さが衛生面において問題ならば、私よりも髪の毛が長い女性陣にも言うべきだということがまず1つです。

そして、髪の毛の長さと衛生面は直接リンクするわけではなく、髪の毛をどれだけ丁寧に洗っているか?が重要であり、坊主頭の人でも適当に洗っていれば衛生面において好ましくないというのがもう1つになります。

この2つを上司にぶつけたところ、明らかに反論に困っているんですけど、認めようとしないのです。

私は男で、男の中ではちょっと長かったかもしれないけど、女性にとってはショートカットのレベルであり、そこで働いている女性は全員が私よりも髪の毛が長かったのですが、男には言えても女性陣に髪の毛を短くしてこいとは言えないのでしょう。

また、洗髪の丁寧さというのはその場では検証のしようがないので、こっちも反論はできないという状況だったと言えます。

つまり、明らかに上司の言っていることは的を射ていなかったのですが、結局上司は態度を変えずに私に髪の毛を切ってこいと、ずっと頑固な態度を継続していました。

私はその後その職場を退職しましたが、頑固な人間というのは本当に困ったものだなと思いました。

会社を辞めることになった頑固な人

物事を決めるのに時間がかかったり、すぐに考えを変えるような、優柔不断な人の近くにいると、いろいろと困ることになります。

その逆に何があっても考えを変えないような、頑固な人というのも困りものです。

私が以前勤めていた会社にも、頑固者が居ました。

その人は会社に長年勤めている人で、仕事に対して誇りを持っています。

なので、その面では尊敬ができる人だったのです。

しかしある日会社の方針で、仕事の進め方を変えるように指示されました。

私たちは会社が決めたことなので、その進め方に従うことにしました。

ですがこの頑固者の人は、会社の指示を無視して、それまでの仕事の進め方を変えようとしなかったのです。

それが原因で、仕事がなかなか捗らなくなりました。

これではいけないと上司が、その頑固者の人に会社の仕事の進め方に従うように警告しました。

しかしそれでもこの人は首を縦に振ることはなく、自分がこれまでやってきた仕事の進め方を続けたのです。

そのおかげでついに、会社に大きな損失を会社に与えてしまったのです。

これで上司の堪忍袋の緒が切れ、頑固者の人は解雇を言い渡されたのです。

頑固者だけに激しく抵抗しましたが、結局この人は会社を辞めることになりました。

この人の行動を見て、人というのは柔軟に対応していかないと、社会で生きていけないのだなということを深く学びました。

頑固な人がいると職場の雰囲気が悪くなる

頑固な人がいると、職場の雰囲気がどことなく悪くなりがちです。頑固な人は自分の意に沿わないことに対してはかたくなに否定し続けます。そんな人と一緒に仕事をしなければならないときは、憂鬱な気分になりがちですが、ちょっとしたコツをつかめば、とても心強いパートナーになる場合があります。もちろん、個人差がありますので、ここで紹介する方法が全ての頑固者に通じるわけではありません。

多くの頑固な人は、仕事にとてもプライドを持っています。また、仕事に対する責任感もとても強く持っています。よって「○○については、こうした方がいいのではないでしょうか?」なんて言うと、ギクシャクしがちです。仕事の方法に疑問を感じたら「○○がうまく行かないのですが、何か良い解決策はないでしょうか?」と飽くまで相談する形を取るとうまく行く場合が多いです。責任感の強い方ですから相談されれば、一生懸命に解決策を考えてくれます。その中で、あなたが良いと思う案があれば「それは非常に良いですね。でも私だけでは難しそうだし、お手伝いいただけないでしょうか?」なんて言えば、喜んで仕事をしてくれるでしょう。

最初に書きましたが、個人差がありますので相手や相手の立場によって臨機応変にする必要はありますが、「相談」して「お願い」する。この姿勢こそ、頑固な人を最高のパートナーに変える、基本となります。

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