八つ当たりをする人はやっかいです

八つ当たりをする人が周囲にいた場合それが職場の上司や、ママ友の間のボスママであると、やっかいですよね。

「八つ当たりはやめてください!ご自分の責任でしょう。」と言いたいのはやまやまですが、職場ですと上司にたてつくと自分の出世に関わったり、職場内の人間関係が悪化して、毎日が憂鬱になりますよね。

そして、ママ友間だと、自分だけならまだしも、子供がボスママの子供によって仲間外れにされたり、遊びの約束に我が子だけ行けなくなるなどいろいろと支障があります。

こんな時の対処方法は相手を心で憐れむのが一番です。

「なんて性格の悪いことをするんだろう。よっぽど心の寂しい不幸な人なんだなあ」と思って、その件は忘れるようにしましょう。

人に意地悪をする人は間違いなく幸せじゃない人です。

なので、こちらが仕返しや反撃をしなくても勝手に不幸な人なのだから、放っておくに限ります。

ところで、八つ当たりする人が自分の家族だったら、やることは一つです。

「八つ当たりしてはダメだ」ときつく注意するのは得策ではありません。

なぜなら、八つ当たりする人は心の弱い人だからです。

心の強い人は何があっても自分の非は自分で受け止め反省し、次につなげることができます。

弱い人は自分の非を受け入れるハートの強さが足りません。

これを変えるには、愛情を一杯注ぐことです。

ハートは愛で満たされると強くなるからです。

八つ当たりすることは悪い事ですが、それは大きく糾弾せずに、あまりよくないぐらいに伝えて、あとは、その他のことでいっぱい八つ当たりをする家族に愛情を注ぎましょう。

やさしさや愛で心が満たされると人は人に対して意地悪をしない人になるからです。

八つ当たりをする人は自分の心を上手くコントロールできない

私は自分の心をコントロールする力に乏しいせいか、時々人に八つ当たりをする人になってしまうのです。

ある日、会社で上司に散々仕事のことで叱られてしまいました。

それからしばらくはへこんでいたのですが、段々とイライラが増してきて、八つ当たりをしたくなってきてしまったのです。

その矛先は、いつも身近にいる姉です。

姉は私と性格が180度違い、考え方がいつも折り合いません。

そんな姉に普段からイライラしている私は、八つ当たりしたくなった時にいい標的としてしまうのです。

几帳面な性格に対して、姉はずぼらな性格で、部屋が散らかっていても気にしません。

だから部屋が散らかっていると、私がいつも片付けているのです。

上司に叱られて家に帰った時も、相変わらず部屋が散らかっていて、八つ当たりしたかった私は、姉に当たり散らしたのです。

「部屋ぐらいきちんと片付けろよ」「いつも誰が片付けてやっていると思っているんだよ」などなど、言いたい放題言ってやりました。

案の定けんかになり、しばらく口を利かないようになりました。

それからイライラが収まり、言いすぎたなと思い、姉に謝ろうかなと思いましたが、今更一方的に謝るのもしゃくだなと思い、謝るに謝れませんでした。

精神が幼稚で、自分の心を上手くコントロールできない私は、八つ当たりという、やってはいけないことをついついしてしまうのです。

八つ当たりをする人は自分に余裕がない

八つ当たりをする人というのはとにかく自分に余裕がありません。強いストレスを感じた時、頭がパンクして他の誰かや何かにぶつけなければ耐えられないのです。冷静になった後で八つ当たりしたことを反省はしますが、強いストレスをそうやって発散するというスタイルが習慣づいているため、なかなか改善することができません。頻繁に八つ当たりをする人というのはストレス耐性が低く、適切な発散方法も身についていない未熟な人とも言えますね。

また、プライドが高く、自分の非を受け入れられないから八つ当たりをするという人も多いです。自分以外に責任転嫁をしなければプライドが許さないのです。「自分はこんな失敗をするはずがない」、「自分はけっしてこうじゃないはずだ」といった焦りが爆発し、他の誰かや何かに落ち度をなすりつけずにはいられません。プライドに見合わない自分の実力を客観視できていないということですね。

あるいは、完璧主義で少しのミスも許せないという人も八つ当たりをする傾向にあります。ある程度の予想外なできごとや事故は起こるものだというのに、それのせいで自分の立てた完璧なプランに傷がついてしまったことについ腹を立てて八つ当たりしてしまうのです。

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