話を聞かない人は痛い目を見るまで変わらない

人の話を聞かない人の心理は、その人のことを下に見ているという心理状態があります。

例えば、上司が部下の話を聞かないとしたら、その上司は部下なので当然下に見ており、その下に見ている人間がタメになることを言うはずがないとか、その部下の話を聞かなくても大して問題ではないという気持ちがあるのです。

つまり、人の話を聞かない上司の心理には相手をみくびっているという状況があるということになります。

自分が下に見ている人間の話は聞く価値がないので、聞かなくても良いと思っているのです。

自分が下だと思っている人間のする話が価値がないものであると言える根拠は基本的にはありません。

上司よりも部下の方が有能である可能性もあるわけですから、こういった上司は特に絶対的な根拠があるわけではないが、先入観でそのように思ってしまっているということになります。

そういった上司は人の話を聞かないことで、何らかのミスをするまではそういう態度をやめない可能性が高いです。

だから、そういった上司がいたら諭すという手もありますが、自分が上司よりも下の立場であるならば、それをしても無駄でしょう。

元々人の話を聞かないので、その諭す話もまとも聞かないでしょうから。

そうなると、あとはその上司が痛い目を見るまで変わらないのではないか?と思います。

話を聞かない人はとても厄介

私が以前勤めていた会社に、人の話を聞かない上司が居ました。

この上司は、いつも人の話を聞かないというわけではありません。

普段はとても温和な性格の持ち主で、人の話を親身になって聞いてくれます。

ところが腹の虫の居所が悪かったりすると、人の話を聞かないモンスター的な人に変わってしまうのです。

ある日出社前に体調が悪く、どうしても会社に行くことができないので、この上司に電話をかけて、お休みをもらうことにしました。

この時体を大事にしろと優しく言ってくれ、安心して休むことができたのです。

しかし翌朝会社に出社してみると、上司の機嫌がとても悪く、昨日休んだことをなじられだしたのです。

昨日はやさしく休めよと言っておきながら、今日になるとずる休みでもしたんじゃないかと、私を責め始めました。

私は昨日の体調を事細かに伝えて、病院で診てもらったことも伝えたのです。

ですがそれでも上司の私への責めは収まらず、始業の時だけでなく、昼休みにまで口うるさく言われたのです。

このようなことが、この上司の下にいたとき、何度もありました。

普段はとてもやさしい上司だけに、とても厄介な思いをしていました。

配置転換でこの上司の下から離れることができたとき、やっと胸をなでおろすことができたのです。

話を聞かない人の特徴・心理・対処法

「人の話を聞かない上司」の特徴】

人の話を聞かない上司の特徴は、どちらかと言えばワンマンで、自分の意見がすべてだと思っている方が多いといった特徴があります。

その特徴のせいで、部下から煙たがれ、「あの上司には何を言ってもどうせ無駄…。」と思われることが多々あります。

【「人の話を聞かない上司」の心理】

人の話を聞かない上司は、「自分が正しい!」と心の中で思っている方が非常に多いです。

なので、人の意見や話を一切受け入れない、聞こうとしなくなります。

また、それに輪をかけて、「人の話を聞くのが面倒くさい!」と思っている方も多くいます。

例えば、女性の話はどちらかと言えばダラダラと長いことがあるので、そういう話を聞いているのが面倒で、人の話を聞かないといった心理があります。

【「人の話を聞かない上司」の対処法】

人の話を聞かない上司には、話をしてもらちが明かないので、手紙やメールで自分の意見や思いを伝えると良いでしょう。

手紙やメールなら、上司のタイミングの良い時に目を通してもらうことができますし、自分自身の思いをきちんと整理して上司に伝えることができます。

コミュニケーションの面では、上司とのコミュニケーションが不足してしまいますが、話を聞いてもらうための手段として役立てましょう!

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