話を聞かない上司には話したという証拠を残す

人の話を聞かない上司に困っているのならば、上司に話を伝えたという実績を後からでも証明できる形で残しておく必要があります。

話を聞かない上司は人の話を聞く精神的余裕がないか、思い込みが激しく視野の狭いタイプが大半です。したがって、上に立つ人間としてはあまり優秀ではなくトラブルを引き起こしがち。その原因を「情報共有不足」として自分たちのせいにされてしまってはたまったものではありません。何かあった際に責任の追及を逃れるための保険をかけておいてください。

何か理由をつけて、メールやチャットで簡潔に連絡事項を送りましょう。口頭で伝えることを要求する上司でも、「念のためメールでもお送りしましたが」と先回りして二段構えにしておくことです。関連性の高いメールの転送を兼ねるなどして、わざわざ書面で連絡する必要性を強めれば強く拒まれることもありません。

人の話を聞かない上司はコミュニケーションを取るのがあまり得意でない可能性も高いです。会話でのやり取りでつい感情的になったり焦ってしまったりするせいで、落ち着いて話を聞くことができません。そういう場合にも、文章という形なら比較的リラックスして向き合うことができるので、文面にして伝えるというのは有効な手段なのです。

話を聞かなくても尊敬されることがある

真のリーダーシップというものは、次世代に継承できる能力を兼ね備えるケースと言えます。上司の立場にあって、人の話を無視するタイプは結果として仕事だけの付き合いにとどまってしまいます。そうした内容を上司自らが認識し、部下に好かれる人柄を目指すことが実際は大切です。権力を我が物として使うだけでは、しっかりとした連携を継続させることは困難であります。我流を貫くあまり、話を聞かない人に関しては本人が不在のところで陰口をささやかれる傾向が強いことも判明しています。

こうした上司が自分自身の職場にいるという方は、適度な距離感で上手く付き合う術を身につけることが鉄則です。ビジネス上での付き合いであるという割り切った考えは、ストレスの軽減に深く結びつきます。

一方実績が保証された上司であれば、多少人の話を無視する場合でも尊敬されることがあり得ます。このパターンは非常に稀なケースでありますが、ビジネスの現場ではやはり実績がモノを言うということがあるからです。年下の上司に仕えている方であれば、権力より人間的な付き合いができるよう、上手く説得することが大事です。

ちなみに人生の先輩がよきアドバイスをすれば、職場全体の雰囲気が自然と向上していきます。

話を聞かない上司には2つのパターンがある

人の話を聞かない上司にはパターンが二つあります。

威圧で、説明を始めると、わかった、わかった、もう仕事に戻れ、言い訳は聞きたくない。

このワンマンタイプは適当にあしらうのが1番です。

とりあえずペコペコ従順な振りをして、笑顔でご挨拶。こんな上司ならそれほど難しくはないのです。親分肌ですから、困れば面倒はみてくれます。

厄介なのは、人の話しなんか聞いてる暇はない、手柄は自分のもの、失敗は部下のせい。

自分の失敗をなすり付けて、助けてくれるようなパフォーマンスをやらかします。

はあ、私が至らないせいで、申し訳ありません、どうしても部下の指導が行き届きません。って、すり替え名人。

会社に一生懸命な人はどこかで挫折しちゃいます。後に残る上司は大体が我が身の安全だけです。

本人はゴマをすっていることさえ気がつかない。

対処方法は、あまり情報を流さない。ミスや失敗も、報告はあまりしません。言わなきゃならない事だけ手短に伝えます。

怒る上司と、持ち上げる上司、どちらも注意人物なのです。

ではどんな上司なら頼れるでしょう。

普通が1番ですね。

つまり冷静に起ったことの対処をする上司です。

人の話を聞かない上司は放っておいて大丈夫です。

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