職場でお節介を焼く人は二通りあります

職場でお節介を焼く人は、大まかに言えば二通りありますが、共通点はプライドが高いことだと感じています。新入社員や中途入社の人たちのほとんどが、お節介を焼かれる対象になりますが、自分の存在感を見せたくなるのでしょう。

中にはきちんと仕事を教えてくれる職人や姉御肌の人もいますが、多くは自分の下に付けたいと言うことを考えてアクションを起こす人が多かったです。見極めが一見難しく感じますが、ドストレートに自慢する、或いはいろいろと身の上調査みたいな質問をする人が、後者に多いです。

気を付けておかなければならないのは、いつの間にか自身のことを喋ってしまっていることもあり、弱みを握られかねません。必要以上に仕事を教える人も注意が必要で、気付いてみると、お節介な人の分の仕事がどんどんこっちに回ってくることもあります。直接的に感じるモノもあれば、間接的に被害を受けることも少なくありません。

若いときに「この人は親切だなあ、小さなことまで心配してくれて。」と思い、ついつい気を許してしまいました。実はお節介を焼く人が会社の経営者や幹部の人たちと、裏でしっかり繋がっていたので、今思えば自身のノーガードなところを反省していまいます。

お節介を焼く人が二通りのどっちのパターンかを見極めるのは、中々難しいかもしれませんので、先ずは距離を置きながら判断するようにしました。職人や姉御肌の人は、どちらかと言えば、口はあまり滑らかではないと思っています。邪気がない分だけ自分を飾ろうともしないのでしょうし、会社の方針をしっかり把握してのお節介であれば、理に叶ったアドバイスなので、相手の素性までは普通聞かないでしょう。

あまり疑ってかかるのも良くないかもしれませんが、人間関係は会社や近所付き合いも同じで、適度な距離感が大切だと感じています。

無視よりお節介のほうがありがたい

無視されるよりは、お節介であっても気にかけてくれることはありがたいことです。しかし相手にとって迷惑な行為であることを当の本人が気が付いていないケースがあるため、お節介を職場で焼く人に共通して言えることは、自分の置かれている立場をまず理解すべき点であります。社会的に上下関係が厳しい職場では、主に上の意見が絶対的になることから、お節介の度合いだけは注意すべきです。

相手が会話をしたくないというときに、しつこく話しかける態度は、お節介の短所であります。最終的には厄介者として扱われてしまうので、常に相手の立場になって行動をする意識が必要です。他人の話題へ関与することは、人としては新たな自分へ出会うことや好奇心を増進させるメリットが隠されているため、ほどほどなお節介こそ現代社会では大切な内容です。

最後に私が体験したお節介のエピソードを紹介しますが、価値観が違い過ぎる人から親切にされると、職場では疑いの目で見られます。異性との付き合い方こそ最も難しいとされ、円滑なコミュニケーションのつもりが嫌われる要因を自らで作っていることにつながるケースも存在しています。ゆえに男性陣は女性の趣向や行動に、最大の配慮を持つべきです。

お節介な人は決して悪い人ではないんですが

どんな職場にも、ひとりはお節介な人が居ますよね。けして悪い人ではないんです。ただ人との距離が近すぎるだけで。わたし自身あまり他人と接するのが苦手なので、グイグイ来られると引いてしまいます。

かと言って、まったく話かけてもらえないのも寂しいです。なので、お節介なぐらいが丁度いいのですが、こちらのペースを無視してマシンガントークされるのは疲れてしまいますね。同僚や後輩ならともなく、相手が先輩だと「やめてください」とも言いにくいです。

きっと人に頼られるのが嬉しいのでしょうね。その気持ちはわかります。ですが、自分のやるべき仕事を放り出して他人ばかり構っていたり、相手ができる仕事さえ奪ってしまうのは問題ですね。

こちらが出来ない仕事を手伝ってくれたり、代わりにやってくれるのは構わないんです。むしろ、ありがたいです。なので線引きは必要です。あらかじめ、ひとりで出来る事と手伝ってほしい事を明確にしておきます。

お節介な人はうっとうしくも感じてしまいますが、「見返り無しで手伝ってくれる」と考えたら便利な存在かも知れません。せっかく助けてくれると言うのなら、思いっきり甘えてみるのも手ですよ。もちろん、自分で出来る事はしたうえで。

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