負けず嫌いな自分自身

負けず嫌いな人は自分自身のことだと思っています。というのも私は子供の頃からずっと人と比べてとかではなく、自分自身に対して負けず嫌いなタイプで、人から嫌がらせを受けても負けずに頑張って前に進んだり、嫌なことが有ってもその場から逃げずに頑張ったり、辛い事があってもとにかく前に進んで頑張ることをずっとしているからです。でも負けず嫌いでいたいと思っている訳でもなくて、ただ周囲の環境や生活している状態から自然と負けず嫌いになってしまっている感じがしています。

元々自分はとても性格的にも弱いタイプなので悲しいことが有るととても落ち込んでしまったりするタイプなのですが、でも自分はいろんなことが有っても絶対に負けないで頑張ろう、そう思っているので自然と負けず嫌いになっている気がします。負けるのが嫌いというのではなくて負けないように頑張らないと、ここで負けてたまるか、というような気持ちがいつも有って、その気持ちのおかげで今までずっと頑張って生活がしてこれているんだと思います。

自分は弱いけれど、弱い面を人に見せてしまうと終わりだと思っているので、人には弱い自分はなるべく見せないようにしています。周囲から見ると分からないと思いますが、私は歯を食いしばりながら泣きたい気持ちを抑えて何が有っても負けてしまわないように、挫けてしまわないように気持ちを強く持って一つ一つをクリアしていくようにしています。

負けず嫌いな人は頑張り屋

私の叔父はもう亡くなったのですが、生前は叔父はとても負けず嫌いな人だと思っていました。というのも人に何かを言われるとすぐに立ち向かうように人の意見に反対したり、人が少しでも自分より上を行こうとすると負けずとその人を追い越そうとしたりする人だったからです。誰に何を言われても常に口答えをしていたりしたので子供の頃は叔父と話をするのが苦手というか、あまり長く話はしない方が無難だと思っていました。

でも叔父が亡くなってから気が付いたのですが、叔父は負けず嫌いな人ではなくてただ単に人に自分の弱さを見られたくない、と思っていたんだろうと思いました。叔父は結婚もしていないし仕事もしていなかったので周囲の人からは色々と怠け者とか言われていたようで、お金も無かったので貧乏人扱いをされてしまっていたので本当に周囲の人に情けない自分を出したくなくて、実は強がっていたんだ、と思いました。

負けず嫌いで口答えの多い人は叔父の他にも色々といますが、叔父のように自分の本当の姿を人に知られたくなくて、負けず嫌いになってしまっている人も他には多くいるのかも、と思いました。負けず嫌いな人に見えていた叔父は誰の助けを得る事もなく自分の力で常に頑張っていたのですが、負けず嫌いと誰もが思ってしまっていたので、その分性格的にも叔父は難しかったし、相当色んな面で損をしていたような気がしました。

もっと人に自分の弱さを出せていたら、きっと一人で悩んだりしなくても済んだのに、そう思いました。負けず嫌いな人だとばかり思っていた叔父の本当の姿を叔父が亡くなってから気がついた自分も馬鹿なのですが、本当に一人でよく頑張ったと思いました。負けず嫌いな人は、ただ単に自分に負けないで頑張っているだけなんだ、と思いました。なので負けず嫌いな人は本当はとても頑張り屋なんだと思いました。

負けず嫌いな人は自分の目標に向かって頑張る人

負けず嫌いな人は自分の目標に向かって頑張る人だと思います。自分の目標が高くて、なかなかその目標までに手が届かない、そんな難しい目標を持っている人はほとんどの場合が負けず嫌いな人だと思います。負けず嫌いでなかったら、きっと途中で諦めてしまうだろうし、逃げ出してしまうかもしれません。でも、負けず嫌いだからこそ逃げないで、目標に向かって前進していけるんだと思います。

負けず嫌いの人というと性格が難しくて、人の嫌味ばかり言ったり、人に文句ばかり言ったり、リーダー的な存在になりたがったりというイメージが有るのですが、そんな人ばかりではないと思います。負けず嫌いは、ただ単に頑張っているからこそ負けず嫌いになってしまっている、負けず嫌いの人の中にはそんな人の方が多いんだと思います。なので負けず嫌いの人は、直ぐに諦めたり物事から逃げたりする人よりもはるかに強くて頑張り屋さんなんだと思います。

努力を人一倍して目標に向かって前進していく、そんな負けず嫌いな人は常にポジティブに考えることでいろいろな問題をクリアして前進して行けているすごい人なんだと思います。なので、負けず嫌いな人はそれだけ夢を叶えることも、目標を達成してしまうことも出来てしまうんだと思います。

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