職場でえこひいきする人の特徴

私が思う職場でえこひいきする人の特徴は「どんな手を使ってでも周りの人、特に上司に好かれたい」と言うことが1つとして挙げられます。そのような方は上に熱く下に薄い人間であることが多く、上司に対してはとても媚を売ったり、一生懸命がんばっている素ぶりを見せることが多いのですが、それに対して部下やあまり仲良くない同僚に対しては、自分との比較をより良い方向に向かわせるために周りからの評価を割り引かせるためにあらゆる手を使ってきます。

私も直属の上司に全く好かれずにとても嫌な思いをしたことがありました。その際には上司は、その上の上司にとても良い顔をしているのにも関わらず、私に対しては冷ややかな目や態度を示し、「とてもえこひいきされているな。」と感じました。その時に感じた私の対象策は「特に気にしない」と言うことでした。やはりそのような方に対して様々なことを考えても、良いことはなかなかないのではないかと思えるようになりました。「この人は上の人にしか良い顔を出来ない可哀想な人なんだな。」と思うことによって、えこひいきされている自分を正当化することで自分の気持ちをしっかりと保とうとすることが出来ます。様々なえこひいきのパターンがありますが、私は上司から今回述べたえこひいきを経験しました。

同僚の女の子にだけえこひいきする上司

どの職場にも、1部の人にだけ異様に優しく接する、えこひいき人間が1人はいますよね。私が以前働いていた職場でも、同僚の女の子にだけ特別扱いする上司がいました。彼女が少し鼻をすすっているだけで「体調が悪いんだったら帰ってもいいよ、後は他の人がするから」と言って帰宅させ、他の部下たちに仕事を押し付けたことも。

そのような状況を打破するには、その上司に直談判しても意味がありません。「えこひいきなんてしていない。勘違いじゃないのか」と否定されるだけです。そのため、相手よりもさらに上のポジションの人に、複数人で直談判するのがベストです。

えこひいきの現場を目にした人は、みんな同じ嫌な思いをしているはず。あなたと同じような思いを抱えている人を募り、実際にあった出来事や考えを取りまとめ、わかりやすくレポートにしておくと良いでしょう。

そして、えこひいきをしている本人に気づかれないよう注意しながら、偉いさんに「以前から職場で起きている問題で話したいことがある」と声をかけます。あなた1人で声をかけるのも良いですが、「私は代表で、他の人も同じ気持ちです」と述べておくことを忘れないようにしてください。

こうすることで、偉いさんから直接叱られた上司は、改善することを余儀なくされるでしょう。1人だけではなかなか意見が通りにくいので、できるだけ大人数の仲間を集めるようにしましょう。

えこひいきをしない人などいない

私の経験上、職場の人間関係においてえこひいきをしない人などいないと思います。

人間、誰にでも好き、嫌い、合う、合わないというものが必ずと言っていいほど存在するからです。

ただしそれをわかりやすく表に出すか、グッとこらえて出さないかはその人の性格であったり器だと思うのです。

私は良い意味でも悪い意味でも両方の立場での上司からのえこひいきを経験したので、その経験をもとに対処法を紹介したいと思います。

えこひいきを全面に押し出す人はそうでない人より「よいしょ」されるのが大好きです。

自分が尊重されているという状況が非常に心地よいのでしょう。

ですから出会って早い段階、自分に対してプラスの評価もマイナスの評価も付く前にひたすら「よいしょ」してあげればよいのです。

一度良い意味でえこひいきされてしまえばその後は自由自在、おべんちゃらを取り入れてやればどんなようにもコントロールできます。

悪い意味でえこひいきされてしまった場合、要するに自分のいう事が全く通らなくなってしまった場合ですが、潔くあきらめましょう。

運悪くそちらに回ってしまった場合、挽回する手段はほとんどありません。

そうなってしまった場合、良い方向にえこひいきされている同僚を探して味方につけます。

そして自分の意見はその同僚を通して伝えるようにしましょう。

自分の意見を自分自身で直接伝えたときは通らないのに他人経由で伝えるとすんなり通るのは非常に不愉快ですが、割り切るしかありません。

世の中はそんなものです。

自分が上司になった時に同じことをしないようしっかり反面教師にしましょう。

ただし初期の段階に気が付くことができたのであれば、お歳暮やお中元を贈ってやることで挽回できます。

少しお金はかかりますが、メリットを考えれば安いものかもしれません。

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